アンヌールモスクの設備
アンヌールモスクの建設には、設計に特別な考慮がなされました。
アンヌールモスクの設計は、礼拝の場、礼拝に必要な洗い場やトイレ、それらの建設という事だけに重点をおいたものではありません。
その設計には、イスラーム文化センターとしても同様に役立つように、より幅広くグローバルである事が考慮されました。それはモスクの主要な任務である礼拝の場である事と並んで、様々な活動を行う為であります。
このモスクは3つの区画のより成り立ちます。この3つは下記のように区分けされています。
1階:独立した3つのエリアにより成り立ちます。
モスクの正面は北西向きで、まず正面玄関があります。分離した女性の礼拝室に続き、礼拝前の清め用の洗い場・トイレ等女性専用の設備があります。
そして2階・3階へと続くメイン階段があります。
モスクの南西には2つの独立した部屋があり、それぞれに寝室・キッチン・トイレが完備され、宿泊用に使用出来ます。
それぞれ貸し部屋となり、その収入はモスクの運営と維持費に充てられます。
モスクの北東には、専用の入り口があり、ハラール食品の為の場所として割り当てられています。
またこの部屋には、道具類の保管室がついています。
2階:下記の3つのエリアにより成り立ちます。
主に男性の礼拝用です。
洗い場(礼拝前の清め用)とトイレ、更に浴室があります。
保管室として小部屋とオーディオ設備があります。
3階:講義や社会活動・文化的活動等イベントの為のスペース
この場所は必要に応じて仕切り板により分離できます。